帆揚げ合戦 「遠州のからっ風」と呼ばれる強い風が吹くこの地は、気候的にも凧揚げに好条件であり、子供の誕生を祝う「初凧」の伝統は、浜松まつりとして現在までこの地に根付いています。 遠州灘を臨む中田島砂丘の凧揚げ会場では、花火の合図とともに、大凧がいっせいに五月の空へ舞い上がります。 まず揚げられるのは長男の誕生を祝う「初凧」。 続いて激闘を鼓舞するラッパの音とともに数百人が入り乱れて闘いが始まります。